3〜4年ほど前からめまいに悩まされるようになりました。
これまで大病や大怪我をせずなんとか生きてきた私が
初めて救急車に乗ったのも、めまいが原因でした。
めまいを感じはじめた頃に耳鼻科に行きましたが原因が分からず(たいした検査もしてもらえず)、その後も頻繁にめまいが起きるようになったため、めまいの専門医をネットで探して予約をしました。
目や耳の検査、脳のMR、頚部のレントゲン、血液検査などあらゆる検査を行いましたが
結局のところ「これ」というはっきりとした原因はわかりませんでした。
頭痛持ちだったり、ストレートネックや肩こりがあったり、睡眠がうまくとれていなかったりと複合的な原因によるもののようでした。
その中でも、この時期はコロナの真っ只中であり、仕事では転勤中でもあり精神もかなり
疲弊していた自覚があり精神的なものが大きいのではという診断でした。
そこで、紹介していただいた心療内科への通院もはじめました。
心療内科はそれ以前から断続的に行っていて、使ったことのある薬を処方してもらっていたので
劇的に変化があったわけではありませんが、話しやすい女性の先生だったため、
少し気持ちが楽になったと思います。
めまいの専門医では漢方を処方していただいていました。
子供の頃から粉薬がとにかく苦手だった私は「漢方なんて私に飲めるのだろうか…」と
不安を感じていましたが、とくに問題なく飲むことができ、ちゃんと大人になっているのを感じるのでした。水よりも白湯で飲むほうが、圧倒的に飲みやすいですね。
一昨年、転勤を終えて引っ越しをしてから医者には通っていませんでした。
去年の冬に仕事から帰って夕食を食べた後、急激なめまいに襲われました。
横になってある程度めまいが治まったので「明日のためにお風呂に入らねば」と風呂に入ったのが大きな間違いでした。
入浴中に気分が悪くなり、すぐにあがりましたが、地面がぐるぐる回転しています。。。
「やばいやばいやばい」恐怖を感じました。こいう時に一人暮らしはやっぱり心細いですね。
「これはだめだ、救急車を呼ぶしか無い」と思ったものの、いざ呼ぶのは勇気が入りました。
そのため、余裕は一切なかったのですが一旦実家に電話をしてみました。すぐに母が電話に出てくれて
状況を話しましたが、通話中に今度は手足の震えが止まらなくなってしまいました。
これまでにない症状に「私、死ぬの?」と恐怖が襲ってきました。
実家への電話を切りすぐに119番にかけました。
住所や名前、症状を伝えて救急車が来るのを待ちました。
救急隊員の方からは「到着までに病院にかかる準備をしておいてください」とのことだったので、
フラフラになりながら着替えて、財布と保険証を持ち準備をしました。
一人暮らしだとこうした準備も自分でしなければなりません。
「一人は気絶もできない」と誰かが言っていましたが、ほんとにそのとおりだと思います。
準備をしているうちに冷静に落ち着いてきたのからなのか、だんだん症状が和いて、救急車が到着することにはめまいや体の震えもほとんど治まっていました。
深夜に救急病院で見てもらいましたが、症状が治まっていたので、しばらく待ち時間があり看護師さんからの質問に答えたり、歩行のふらつきや目の状態を確認してもらい、大した検査はせずに3時間後くらいに自宅へ帰りました。
そんなこんながありましたが、現在はだいぶ落ち着いてはいます。
それでもちょこちょこ仕事中にめまいを感じることがあり、今後の働き方を検討中です。
コメント