今年の3月に父が亡くなった。
そのためこの8月に新盆を迎えた。
祖父母は同居ではなかったので、
身近な家族の葬式、四十九日、百箇日・・・などの法要について何も知らなかったので
この度の父の事でいろいろ学ぶこととなった。
とはいえ、私は実家から離れて暮らしているので、すべて母が中心となって手配をしてくれているのだけど・・・。
故人を迎えるための「盆棚」というのも今回初めて見た。
私が実家へ帰った時には、生前の父の部屋に盆棚が組み建てあり、位牌や線香が置かれ、お花やお供物が飾ってあった。
私も父の盆棚に何か供えたいと思い、帰省前に百貨店にある源 吉兆庵で「桃泉果」という桃のゼリーを買って帰った。やっぱり生きている間に食べさせたかったなぁと思ってしまう。
父の兄弟をはじめ、親戚、友人、町内の方たちが来てくださり、ご挨拶をした。
親の人間関係も今回のことでなんとなく理解はしたが、母がいなかったら誰が誰だか全く分かならなかった。
いつか母にもしものことがあったら、弔問客が訪れても全然わからないよなぁと今から不安を感じる。
昨日は盆送りに父のお墓に行った。
やっぱりまだ父がいなくなってしまったことに慣れていなくて胸がギュッとなる。
父は病気だったので、ある程度の覚悟と心の準備ができていたのだが、
やっぱり「もっとこうしていたら」「こんなこともできたかも」という後悔がある。
父にはもうできなくなってしまったけど、その分を母にはやってあげられたらと思うお盆だった。
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