お恥ずかしながら、私は30代半ばまで貯金ができない人間でした。
欲しいものを欲しいままに買っていたと思います。
老後のことや、病気で働けなくなったら、、なんて事は現実として考えていなかったのです。
【浪費家の買い物】
浪費癖は10代の頃からでした。
高校生の頃にとても好きなバンドがいて、CDやライブ、グッズはもちろん、ほんの数ページしかインタビュー記事が載っていない雑誌なども買い漁っていました。
インタビュー記事はそんなに目新しい内容でなくても「ファンとしてこの写真は逃してはならぬ」という変な意地があったように思います。
【使うより見るためのもの】
20代、30代はインテリアや雑貨、本、服などにお金をかけていました。
見た目やデザインが気に入ったものを見ると「自分のものにしたい」という欲求がでてついつい買ってしまいます。
我が家を訪れる人からはよく「ものが多いね」と言われていました。
「使うためのもの」というよりは「見るためのもの」という感覚なのだと思います。
【引っ越しビンボー】
大学進学で一人暮らしを始めてから現在までで7回引っ越しをしています。
就職や転勤のための仕方ない引っ越しもあるのですが、どんなに費用を抑えてもウン十万は消えていきます。
引っ越し回数も問題なのですが、古くて安い部屋にはどうも住むことができません。
古いアパートを工夫しておしゃれに住んでいる方を見ると羨ましいなとも思います。
けれども、きれいな水回りがいいし、ウォシュレットも追い焚きも洗面台も、モニター付きインターホンも欲しいのです。
そうなると必然的に家賃が上がってしまします。
40代になった今も考え方が大きく変わったわけではないですが、お金をかけるべきところと、お金をかけなくてよいところの基準を自分なりに決めることで、少しずつ貯金をできるようになりました。
今の一番の興味は貯金と投資です。
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